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  過去の実績
過去の実績1:発送コンテスト   過去の実績:森と農業キャンプ

過去の実績2:森と農業キャンプ

■水道も電気も通っていない…。でもそこには湧き水があり、火をおこすための木々があり、自分さえ動けば、「生きる」ことができます。このキャンプは決してサバイバルキャンプではありません。自然と共生し、また他のメンバーたちと共に動き、食べ、創ることを体験する過程を通じて、「生きる」チカラを育むためのキャンプです。

森と農業キャンプの開催目的
■広大な自然に囲まれた森の中で「自分で住む所を作り、食べ物を作る」「人との関わり合いの中で自分の役割を果たす」自立と共生の心を育む。現地には水道も電気も通ってません。食べ物を作るためには、湧き水を汲んでくる、火をおこす等、自ら動くことが必要とされます。

■夏野菜を中心とした農作物の収穫をすることと、収穫したものを料理し、食べるということを通じて本質的な「食」を理解する。予め、作付けされた畑に行き、自分たちの力で収穫をします。その日の食材は収穫物になります。

森と農業キャンプの主なプログラム(予定)
■ 「生きるチカラ」を伸ばす様々なプログラムを予定しています。
■ 「食べる」・・・農作物の収穫、料理大会、イワナ釣り等
■ 「暮らす」・・・テント張り、かまど作り、トイレ設営等
■ 「遊ぶ」・・・沢登り、川遊び、オリエンテーリング等
■ 「理解し合う」・・・グループミーティング、キャンプファイヤー等

森と農業キャンプのキャンプスタッフ
■青少年育成協会のスタッフをはじめ、森での暮らしを教える森のくらしの郷のスタッフ、農業指導員などのスタッフがいます。それに加えて、全国各地から集まった、看護婦や教師など様々な経歴を持つボランティアリーダーたちが子どもたちと共に過ごします。

記念講師プロフィール   松原 達哉 先生
::日時
平成14年4月から12月(日曜日/月1回開催)
::対象 小学4年生から中学1年生
::集合場所・解散場所 京都駅八条口(一階近鉄電車改札付近)  マイクロバスにて移動
::集合時間 9:00
::解散時間 19:00 (作業によってもう少し早い解散になります)
::参加料 無料(※保険料約300円は実費負担願います。)
::農業体験場所 京都府北桑田郡美山町 「みやま倶楽部」
:: 定員 30名(定員になり次第締め切ります。)

森と農業キャンプのお申し込み
■社団法人 日本青少年育成協会関西本部
TEL:06-6857-3395

■または、アースワーム事務局
(株)日本統計事務センター
チャレンジテスティングセンター事業部/田中まで
TEL:075-352-8282
E-mail: m-tanaka@challenge.ne.jp

森と農業キャンプのプレキャンプ報告

■5月6日、早朝の集合時刻に眠い目をこすりながら、続々とキャンプリーダー候補たちが、神楽坂のオフィスに集まってきた。今回のプレキャンプは、夏に子どもたちを集めて実施する「森と農業キャンプ」のキャンプリーダーとなるボランティアの若者たちの、現地研修という位置づけになる。集まった若者は東京11名、大阪2名の計13名。男女比率は圧倒的に女性が多く、男性は1名のみの参加となった。これに事務局サイドのおじさんたちが関東から3名、関西から3名加わり、19人の参加者によるプレキャンプが始まった。レンタカー等も繰り出し、朝の高速を使いながら現地に到着したのは午後1時頃。今回のキャンプの舞台になるのは長野県大町市、白馬山麓にある「森とくらしの郷」という、広大な面積の、文字通り”山”という表現が似つかわしい、水も電気も通っていない場所である。山のそばには高瀬川を抱き、野生のカモシカや日本猿、タヌキなどと同居する自然とのふれあいに溢れている。到着後、宿泊場所となる山小屋に荷物を置き、山の管理者であり、このキャンプのアドバイザーでもある「武蔵林業社」の朝重氏と八木氏からレクチャーを受ける。若者たちは、事前説明会で聞いて想像していたよりも、さらにネイチャーな現地を見て、少し驚いているようだ。「森と農業のキャンプ」の目玉は、この広大な森の中で暮らすということと、もうひとつ、子どもたちが自分で農作物を収穫する、という農業のカリキュラムのふたつから構成されている。農地は山から少し離れた大町温泉郷に程近い200坪の畑を、当地の地主さんからお借りすることができた。

■早速、参加者が農地に行って、本番キャンプで収穫するための作付けをする農作業班と、炊事班とに分かれて作業を始める。慣れない手つきで農具を持ち、まずはウネづくり。今回作付けしたのは、夏に収穫ができるナス・キュウリ・カボチャ・トウモロコシ・ピーマン・オクラと大豆・蕎麦である。農作業の指導は、関西から参加された在田氏と、武蔵林業社の八木氏が担当してくださった。一日目は夕方6時半までひたすらウネづくりに専念した。自分たちが始めて作った畑を、充実した眼差しで見つめている、若者たちの表情が印象的だった。そして農作業で疲れた体を癒すために大町温泉に。暮れなずむ山の稜線を見ながら入る露天風呂は最高だった。山に戻ると、炊事班の用意してくれた特製”鳥鍋”が待っていた。ふだん都会では使わない石油ランプの火影で、参加メンバーの自己紹介。生気溢れる若者たちと、楽しく語り合いながら、星空のもとで食べる食事はこのうえもなくウマイ。一日の程よい疲れが出てきて、ひとりまたひとりとシュラフに潜り込んでいく。

■美しい野鳥の声で、二日目のプログラムが始まる。午前中は山歩きだ。高瀬川のほとりまで、約30分のウォーキング。本番のキャンプの時に子どもたちを楽しませるためのスポットを見つけたり、川辺で休憩したり、バードウォッチングを試みたり・・・。朝食を食べながら、ミーティング。このキャンプに参加した、それぞれの思いを語り、しっかりとした個々の考え方に互いに共感し合う。二日目午後は念願の作付け。苗や種を蒔き、ウネにマルチと呼ばれる黒いビニールをかぶせ、農業用水から水をひくと、立派な畑の完成。一日目より、さらに大きな充実感があった。農業のプログラムが終了すると、そこここで「よく出来たね」「ここまで出来るとは」といった声があがった。山に戻り最後のミーティング。来た時とは変わり、「森と農業のキャンプ」を成功に導く主人公としての自覚を持った、若者たちの顔がそこにあった。夕方4時、山に別れを告げ、関東・関西への帰路につく。午後11時、たいした渋滞もなく、神楽坂に着き解散。少し疲れた体と二日間の貴重な体験をみやげにキャンプリーダーたちが帰っていった。

不登校生の進路と社会参加のネットワークづくり
不登校生の進路と社会参加のネットワークづくり 従来の「もうひとつの進路相談会」を拡大し、各地の進学情報と卒業後の進路情報を調査し、行政、団体、企業の協力で、不登校生がインターンやボランティアとして社会参加できるようなネットワークづくりを目指す。